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娘さんが無事に成人式を迎えられました。【1】

更新日 : 2019/2/8

娘さんが無事に成人式を迎えられました。【1】


 

娘さんがめでたく成人式を迎えられたお父様から

メールを頂きました。

 

 

年齢に関係なく、子供さんがうつで苦しんでいる場合、

子供さんが回復に向かうきっかけは、

ご両親が意識を変化なさることだった、というケースは

とても多いのです。

 

 

まずご両親が、正しい知識を持ち、

子供さんへの対応について

意識を変えることは、とても重要です。

 

 

今までたくさんのご家族と接してきましたが、

特にうつご本人が娘さんの場合、

お父様が無関心のケースがとても多く見受けられます。

 

中には、接し方が分からないというお父様もいらっしゃいます。

 

 

 

うつから回復に向かうには、

一直線で良くなって行くことは、

まずありません。

 

 

回復に向かって行く過程で、

大きく短い波にいくつか遭遇します。

 

 

これは、

三寒四温の例えがまさにぴったりだと思います。

 

 

良くなって来ていると喜んでいると、

また症状が悪くなってしまったかの様な

状態に陥りながら、

段々と回復に向かって行きます。

 

 

この大きな波と言えば、

印象としては、マイナスに捉えがちになりますが、

プラスの波が来たときに、その波を上手く活用する

位の気持ちが欲しいんです。

 

 

また、

文章で表現することは、大変難しいのですが、

 

回復するに当たっては、

皆さんそれぞれに幾つかの重要なポイントがあります。

 

 

 

これからご紹介させて頂きます、

お礼のメールを下さったお父様は、

 

 

私たちが驚く位の努力と、

そして娘さんにとって重要なポイント、ポイント毎に、

タイミングを逃さずに行動を起こして下さいました。

 

 

それが娘さんへの良い刺激となって、

娘さんは、急激に回復へ向かうことになりました。

 

 

このメールを下さったご家庭では、

お母さんももちろん大変な努力をなさっていましたが

 

娘さんが回復のきっかけの一番の鍵は、

お父様の存在、アプローチが
娘さんの回復へのキーポイントになると思いました。

 

 

実際にお父様からもアプローチをして頂く事が

見事に娘さんの回復に繋がりました。

 

 

 

振り返ってみると、

最初にご両親がご相談にみえたのは、

もう4年前のことになります。

 

その時は、

ご両親共にとても不安と疲れ切った表情をなさっていらしたのを

今でもはっきりと覚えています。

 

 

その後、幾度もご両親は「みなと」のセミナーに参加なさって、

正しい情報、知識を吸収なさいました。

 

 

それと並行して、

娘さんに真剣に向き合われことで、

今ではうつは「過去のもの」になりました。

 

 

その間、娘さんへの対応に悩まれた時には、

その都度メールでのご質問を下さって、

それに対して、私からアドバイスさせて頂いたり、

直接ご相談に乗らせて頂いて来ました。

 

 

そして、

今年娘さんは、めでたく成人式を迎えられました。

 

ご両親のお喜びは、私の想像の

何十倍、何百倍以上のことだと思います。

 

 

成人の日の後に、

お父様から嬉しいメールを送って頂きましたので

ここでご紹介させていただきます。

 

 

お父様には、皆さんにご覧頂くことを

了解いただいていますが、

お名前は仮名とさせて頂いています。

 

では、どうぞご覧下さい。

 

 

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砂田さま、奥さま

 

山本です。お世話になっております。

 

おかげさまで先日、純子が成人式を迎えることが出来ました。

これもひとえに、お二人のおかげと感謝しております。

 

現在、純子は大学1年です。授業やサークルに精を出しています。

結局のところ、一年浪人した年次になりましたが、高校から

指定校推薦をもらうことが出来たので、あまり追い込まれる

ことなく大学に入りました。

 

晴れ着を着て、会場に出かけていく娘の世話をしながら

感慨にふけっておりました。

 

お二人と出会っていなかったら、このような日を迎えることが

出来なかったかもしれません。

 

本当にありがとうございました。

 

苦労した家内にもゆっくりさせてやりたいのですが、

下の娘の大学受験が来年度に迫り、

なかなかそうも行きません。

 

また、そうこうしている間に

私の母親の介護問題も出て来ました。

 

 

私一人では何も出来ませんが、

家内に助けてもらいながら、

家内を労わりながら、

人生の難局に立ち向かって行こうと

思っております。

 

いろいろ、大変なこととは思いますが、

うつに苦しむ皆さんの為にも

お二人には適度に頑張って頂きたいと思います。

応援しております。

 

その結果、我が家同様に、

うつの淵から立ち上がるご本人、ご家族が

少しでも増えることを祈念しております。

 

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以上となります。

 

 

続きは次回にお伝えいたします。

 

 


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