ご参考まで。NHKスペの本の第5章『うつからの生還/夫婦でうつを乗り越える』に掲載されています。
更新日 : 2016/3/274月3日(日)に開催する『うつからの卒業』 〜なぜうつは治りにくいの??〜
の詳細をご覧になった方から、お問合せを頂きました。
はじめまして。
来月3日のセミナーに参加したいと思っているのですが、
当日は、くにえさんの体験とかのお話も聞ける機会はあるのでしょうか?
くにえさんが、かつてうつだったと言う事はブログで知ったのですが、
今のご様子からは、それが信じられません。
どうやってうつから回復して、その後うつだったご主人をサポートなさって来たのかとても知りたいと思いました。
当日、その話を聞きたいと思ったのですが、その時間はあるのでしょうか?
お問合せありがとうございました。
私は、かつて8年程は精神科に通って、薬を飲んでいましたが、
その後精神科に通わなくなって、薬を飲まなくなってから、
数えてみたらもう今年で確か12年位になると思います。
うつの家族の会 みなとでは、最初の頃は夫も私も、かつての体験をお伝えした時期がありました。
その後に、個人の体験だけお伝えしても、皆さんに通じることばかりではないので、
現在私たちのセミナー「うつからの卒業!」では、
私たちの苦い体験から、皆さんには避けて欲しい事、決してして頂きたくない事、
そして、「みなと」を始めてから、皆さんの立場に立って必要な事をお伝えしようと学んだこと、
知った事を判りやすくお伝えすることを主にしています。
せっかく頂いたリクエストにお応えしたいのすが、
私たちのかつての体験もお話すると、大変長い時間のセミナーになってしまいます。
もしまだご覧頂いていなければ、
私がうつだった時の事や、夫をサポートしていた時の事を、
NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」の時のチーフ・プロデューサーをなさっていらした小堺さんが
番組が終わった後に、長い時間をかけて再度取材をして下さったものが本になっています。
NHKスペシャル「うつ病治療 常識が変わる」
第5章『うつからの生還/夫婦でうつを乗り越える』 (P176~193に掲載)
2009年に出版されていますが、その後版を重ねていて、今も大きな本屋さんでは並んでいる所が多いです。
また図書館でもご覧になれる所が多いようですので、一度ご覧頂けたらかつての私と夫の体験を知って頂けると思います。
ご参考まで、もう一度、来月3日のセミナーの内容を書かせて頂きますね。
砂田康雄からは、ご本人の回復に向けて、「まずこれだけは、抑えて頂きたい事」をお伝えする予定です。
その中で特に、うつの改善、回復に繋がる「無駄のない休み方」をお伝え致します。
うつ療養が長期間に渡っていらっしゃる皆さんは、
ご自分の休み方、療養の方法が正しいかどうか、そして自分に合っているかどうか、不安に感じている方も多いと思います。
そう言った長期間うつの療養をなさっている方にも、ぜひ今回のセミナーを聴いて頂いて、
現在の状況を見直して、一日も早く回復なさる為の機会にして欲しいと考えています。
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私、砂田くにえからは、ご家族の皆さんに向けて、
「ご本人の早い回復を目指すには、ご家族は何をしたらいいか?」を、
私の陥ってしまった体験を交えながら、
早く回復なさった方のご家族のお話や、
今まで学び得た事から、この1年忘れずに続けて頂きたい事をお伝えします。
1.どうしたらご家族が不安に陥らず、ご本人のサポートが続けられるか?
2.ご本人が一日も早い回復を目指す為に、
ご家族ができる質の良いサポートとは一体どういうものなのか?
この2つを具体的にお伝えする予定です。
そして、
こんな事を言ったら、ご本人が傷つかないか?と
言いたい事が伝えられないご家族もいらっしゃいます。
その事がストレスになっているご家族は、とても多い様に思います。
どう伝えたら、ご家族の気持ちをご本人が受け取りやすく伝えられるか?
そして、ご本人が聴き入れやすい伝え方は?
これらについても、具体的な例も挙げながらお伝えする予定です。
まだお申込みを受け付けておりますので、
どうぞ今回のセミナーにもご参加お待ちしています!
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